こんにちは
美容業界歴32年
ビューティクリエーターMARIです。
私の著書『メイクと心ブラッシュアップ 〜心理学を取り入れた印象メイクの作り方〜』を少しご紹介。
メイクってすごく歴史が古いものなんです。
歴史を知ると昔々、その昔からの女性の美意識の高さがわかります。
メイクを日常にしているのはもはや自然なことだとわかります。
クレオパトラのアイシャドウ
紀元前、クレオパトラが青いアイカラーを使っていたことはとても有名なお話ですが、何故青いのか知っていますか?
毎日なんとなくしているメイクには古くからの歴史があります。
最初は魔除けや虫除けなどの意味があったそうです。
メイクの歴史を見ても心に大きな影響を与えていることが分かります。
知識を深めることで毎日のメイクももっと楽しくなるのではないでしょうか。
クレオパトラのアイカラーの青い色はラピスラズリやマラカイトなどの天然石を砕き
粉にした色と言われています。
天然石の成分が虫除けになり、目の分泌液を好むハエから守るために使っていたそうです。
アイカラーは虫除けだったんですね。
ラピスラズリは細菌を予防する効果とは別にパワーストーンとして邪気を払い幸運を招く石と言われています。
マラカイトは強いヒーリング効果があると言われていて持ち主に癒しを与えると言われています。
パワーストーンを愛したクレオパトラらしい色です。
儀式としての化粧
古くは4万年前の石器時代に顔や体に赤い顔料が塗られていたことにあります。
これは狩などで周りの自然に同化したり、自然に対する信仰心から施されていたものと言われています。
日本では目尻に赤く塗るアイカラーは魔除けとして考えられています。
七五三などで赤いアイカラーを使うのはそんな意味があるんですね。
メイクはおしゃれのためではなく魔除けや虫除けなど、自分を守るためや宗教的な儀式、身分の象徴などのために施されていたものでした。
コミュニケーションとして
鏡のない時代は向かい合い、お互いにメイクをしあうことでコミュニケーションを取っていたそうです。
今ではお気に入りコスメや、トレンドメイクの情報交換などでコミュニケーションをとっていますので、時代が変わってもメイクは人と人との繋がりを作ってくれる大切なものだとわかります。
まとめ
メイクの本ですが、歴史からわかるような本になっています。
Kindleで読み放題できるので是非続きをご覧くださいませ✨
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